海外の結婚式⑧

2021/07/08


皆様 こんにちは!

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今回は「海外の結婚式」をご紹介します

 

『ドイツ』

いくつかある風習の中でも 代表的なものを3つ

 

皿割り 

結婚式の前日には”ポルタ―アーベント”という伝統の儀式があるそうです

友人や家族・近所の人を招いて 家の前で陶器を割りまくるというイベント

陶器が割れる音で悪魔を祓い 幸運を招き入れるという意味が込められています

無数に散らばった陶器の破片を片づけるのは新郎新婦

これから夫婦でどんな事でも一緒に解決するといった意味が込められています

 

のこぎりで丸太切り

丸太の両側にそれぞれが立ち 大きなのこぎりで一緒に丸太を切ります

どんな困難も二人で乗り越えられるようにという願いが込められています

 

ハートのくりぬき

大きな布に書かれたハートを新郎新婦がハサミで切り抜き

先に半分きり終えた方が  今後家庭での権力を握ると言われています

 

『フランス』

24時間365日いつでも婚姻届けの提出ができる日本と違い

フランスでは事前予約が必要だそうです

役所には婚姻届け専用の部屋があり

書類の提出 婚姻届けへの記入 証人のサインが揃って手続きが完了

その後 市長の祝福の儀式を受け 晴れて結婚式が完了です

こちらの式には家族や親類 親しい友人など限られた人のみが招待されます

伝統的な結婚では この後 教会で結婚の儀式を行い

その後に親族や友人を招いたパーティーを行います

現在は 市役所で入籍をした後 教会での儀式は行わず

結婚パーティーへというパターンを取る人も増えているそうです

 

面白い伝統行事を一つ

パーティーが終わりに近づくと 新郎新婦は誰にも場所を知らされていない

自分たちの部屋へ移動します

パーティーに参加した友人たちはこの部屋を探し

新郎新婦を見つけられたら二人と一緒に

オニオングラタンスープを食べることができるそうです

長い一日を終えた新郎新婦とゆっくり話す時間を持つという意味があるそうです

18世紀ごろにレシピが完成したオニオングラタンスープは

庶民の人気のメニューの一つであり 

当時は結婚式の終盤で 疲れたお客様に振舞われたのが

この伝統の発祥だそうです

昔ながらの習慣ですが 面白いので現在でも行う人もいるそうです