水引

2021/08/09


皆様 こんにちは!

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ありがとうございます(^^)

 

今回は「水引」についてお話しさせていただきます

 

水引には3つの意味があるといわれています

 1.開封されていないという未開封を保証する

2.魔除け

3.紐を引いて結ぶということから人と人を結びつける

 

水引の由来は 諸説ありはっきりしたことはわかっていませんが

時代をたどってみると飛鳥時代に遡り

小野妹子が遣隋使として髄から持ち帰った献上品に

紅白に染められた麻ひもが結ばれていたそうです

そこから日本でも贈答品に紅白の紐が結ばれるようになった

という説が伝えられています

 

水引は 和紙をこよりにし水のりで引いて固めたもので

「水(のり)を引く」ということから その名がついたと言われています

 

結び方によって 意味が違います

蝶結び(花結び)
蝶結びは 何度でも結び直せることから

出産や入学 お中元 お歳暮など

何度繰り返してもよいお祝いやお礼の際に使用します

ただし 悪いことも何度も繰り返すことになるので

結婚のお祝いや病気のお見舞いなどには使いません

 

結び切り(真結び)

結び目の先が上を向くように 

簡単に解けないように固く結んだものを結び切りといいます

結び目が固く一度結ぶと解けない=繰り返すことがないように

という意味を持っているため 

結婚式のご祝儀や病気のお見舞い お葬式などに使われます

 

あわじ結び

あわじ結びは 結び切りの両端が輪になるように結んだもので

その輪の部分が貝のあわびに似ていることからその名が付けられたとされています

結び切りに比べると より複雑な結び方がされているため

末永く続くように といった意味が込められています

見た目も華やかなので 特に結婚式のご祝儀に使用されます

 

梅結び

梅結びはあわじ結びの変形で 結び目がその名の通り梅の花のように見えるものです

やはり 結び目が固く簡単に解けない事や

梅の花は厳しい冬を乗り越え 春に先駆けて咲く花として運命向上の意味を持つこと

古くから松竹梅といわれる縁起物の定番であることから

結婚や様々なお祝い事に使用されます