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本日は、着物の小物足袋について書かせて頂きます。
着物の靴下にあたるのが足袋です。
草履の鼻緒に指の間ではさんで履くために指先が二股に分かれています。
数え方は左右揃っていれば一足(いっそく)と数え、片方だけの時は一枚と数えます。
素材は木綿がほとんどですが、テトロンやナイロンなどの化繊(かせん)のものもあります。
木綿は吸湿性に優れ、何度洗濯しても型くずれしにくく、手軽に洗えるのも人気の理由です。
綿の足袋は通気性に優れているため一年を通して使用できますが、
夏用として麻のレース足袋、冬用としてネル生地の足袋など季節に合わせたものもあります。
足袋の部品の一つで、くるぶしで留める金具部分をこはぜといいます。
こはぜは4枚と5枚が主流なので好みで選びます。
こはぜは動きやすく足首をしっかり包む4枚のものが一般的です。
こはぜ1枚で長さに約2センチの差があります。
日本舞踊をされる方は立ったり座ったりの動作が多いので、
5枚こはぜのほうが丈が長い分肌が見えにくいため5枚こはぜを着用します。
足袋は普段の足のサイズよりも0.5cm小さめを選ぶのが目安です。
選び方のポイントはやはりぴったりと合うサイズで、
なるべく足が細く、小さく見えることを意識すると良いといわれています。
参考にして足袋を買われるといいと思います。