結納

2012/05/20



 

いつもご愛読ありがとうございます。

ちょっと物忘れが出てきたアンジェパパです。


「結納」とは婚姻により両家が「結」びつくことを祝い

贈り物を「納」め合う儀式


私は近畿地方の(キンキのおまけ)

小さなパンダの町で双子の弟として生まれ育ち

若気の至りで海外に放浪の旅に2年程出かけ
帰国後、

地元にある当社のグループ会社にお世話になり

転勤にて中国地方(神の集まる県)を経て
東海地方に来ました。


当初、東海地域独特の文化にかなり衝撃を受け(正にカルチャーショック)

あらためて日本の良き歴史や文化を学びました。


そんな私は式場ではオープンから「結納」担当としても

お手伝いさせて頂いており

当然「結納」についてもかなり勉強させて頂きました。


伝統ある結納ですが

最近は行う方が本当に少なくなりました。

私が婚礼業界に入った時は

かなりの大勢の方々が「結納」されており
当然の様にその後、

結納返し、荷送りと続き
吉日の週末には

紅白幕やリボンの付けた
トラックや車をよく見かけたものです。


関西では荷入れや荷出しと呼ばれ

他の地域では荷物納め・荷上げ
と呼び方がちがいますが

全国的に“嫁入り道具”と呼ばれ
家具や

時代と共に少なくなった「結納」ですが

なんと今年に入りで立て続けに3件ありました。


 
先日ご両家の親御様にご来館頂き

親御様の時代のお話や、

お家柄、風習等を
ご確認しながら最近の事情等説明しご注文頂きました。


昨今、和婚や絆婚がクローズアップされており

古き良き日本の風習が見直されております。


「結納」
は地域性やお家柄等で
違いこそありますが

以前ほど格式ばる事無く
時代にあった簡易的な品から

洋風の品やブランド品も出てきており
ご両家様にとりまして、

改めての対面式やお食事会
に際しての儀式として、

気軽に出来る様になり

今後婚礼を予定されている方は

一度は検討する事をお奨めします。


結納2.png

個人的に

私も15年程前に経験しましたが

物忘れの私が鮮明に覚えている事は

初めて見た緊張した父の姿です。