ストーリー

2012/10/08


奈良に住む健一と

 

三重に住む彩香が

 

友人を通じて出逢えたのは

 

2年ほど前のことでした

 


意気投合した二人の交際が始まり

 

それからというもの

 

週に一度

 

鈴鹿山脈を越える日々が続きました

 


振返って計算してみると

 

奈良⇔三重間

 

片道100km 往復200kmを

 

週に一度、2年間通うと

 

走行距離は2万8000キロ

 

走行時間416時間

 

ガソリン代27万3000円

 


これが逢うためだけにかかるわけで

 

ここからやっとデートが始まるわけで

 

 

交際を始めるとき

 

健一は

 

『距離を感じさせない』

 

と約束しました

 


デートの後

 

奈良に帰った健一の

 

『無事に着いたよ』

 

の声を聞かないと

 

彩香の一日は終わりませんでした

 

 

でも、これからは

 

会うために片道2時間かけなくても

 

100km走らなくても

 

1週間待たなくても良くなります

 


振り向けばいつも隣にいる

 

手を伸ばせばそこにいる

 

電話をしなくても

 

メールをしなくても

 

『ただいま』と『おかえり』が言える

 

 

私たちは結婚します

 

 


 

 

 


 

 

なんと、これ、結婚式の招待状なんです

とある結婚式場で式を挙げられた方の文面なんですが

とても素敵だったので紹介させて頂きました

小説を読んでいるみたいでワクワクしちゃいますよね


そこの式場では

自発性を高める意味も込めて

エピソードなどを盛り込んだ

全くオリジナルの文面を頑張ってお2人に

考えてもらうようにしているそうです


招待状以外にも、色々な面で様々な工夫がされていて

お2人の「ゲストをおもてなしする気持ち」を

最大限に引き出してくれる

真摯な式場さんで素晴らしいと思いました

心が洗われました

 

それでは、今日はこの辺で失礼致します。

 

                       音響担当より

 

 

以下、素敵な返信ハガキです、これまたスゴいんです。

 「ご欠席」の文字はどこへ行ってしまったんでしょう???