さて、今日は、レモンのようにフレッシュで、ビールのようにコクがあり、ジュースのように甘い音響担当がお送りします
『父親って。』
披露宴では、列席者の皆さんをもてなす側の「お父様」が、時に、良い意味で主役になる場面があります。
私が結婚式の仕事に関わるようになってから今まで、色々な方がいらっしゃいました。
挙式から披露宴まで終始号泣のお父様
テーブル対抗のパターゴルフ大会で好成績を出すお父様
新郎さんとの腕相撲対決に見事勝利するお父様
新郎友人達の楽しい余興を見てテンションが上がってしまい
「ロカビリーを踊りたくなっちゃったから何か曲をかけてください!」という突然のリクエストで
友人達と踊りまくったお父様
地方にもよると思いますが、お父様からのご依頼による「万歳三唱」なんかも昔はよくありました。
ご親族様が盛り上がる披露宴では、芦屋雁之助「娘よ」のカラオケリクエストが入ることがあるので、
そういう気配のあるお父様方は練習必須です
また、逆に、両家代表の謝辞で娘への想いをカラオケで歌われるお父様もいたり
花束の贈呈で泣き崩れて新郎さんに支えられるお父様も。
映画は自分を投影して観るから面白いという話を聞いた事があります。
そして、結婚式は1本の映画のストーリーに例えられる事があります。
私は元々結婚式に携わる仕事に就こうなどとは、これっぽっちも思っていませんでした。
しかし、毎週様々なストーリーの結婚式を観ていくなかで
家族、兄弟姉妹、仕事の仲間、先輩、後輩、友人、
そして、親から子であったり、子から親であったり、などなど
こういった様々な人の気持ちが行き交う場面を見ると
あらためて責任の重大さを感じ
この仕事でよかったなぁ~、と今になってつくづく思うわけです。
自分だったらどんな気持ちになるんだろうか
自分のお父さんお母さんはどんな気持ちになるんだろうかと
ついつい、重ねて考えてしまいます。
私は一生味わう事がありませんが
披露宴終了後、お父様がぽつりと一人で煙草を吸う姿
その時の煙草の一服は果たしてどんな味なのでしょうか??
↑挙式1分前、緊張の瞬間。
では、次回このブログに登場する時は、私の愛すべき「一男さん」という人の事について書きたいと思います★
P.S
今日は4月9日
悲しいときは「シクシク」と泣く 4×9=36
楽しいときは「はっはっはっ」と笑う 8×8=64
36+64=100!
人生は
悲しくて泣いてしまうことが36%
笑っちゃうほど楽しいことが64%
泣くときもある。
でも、楽しいことのほうが多く起こるようにできてるそうですよ。